エクセルで、葉書宛名印刷ができます。中途半端な宛名印刷ソフトを使うより、エクセルで 作ってしまう方が、変更も追加も自由です。郵便番号7桁化や2000年対応も問題ありません。
住所録も、同じエクセルで作っておけば、宛先を選んで印刷できます。おまけの「筆***」は、もう捨てましょう。new 7桁郵便番号対応版もあります。 2003/11/29
★セルの幅・高さを変える
葉書宛名用に、セルの高さや幅を変えておきます。初めは、おおよそで構いません。
右のように使う予定です。行や列は後からも増やせますが、調整用に余裕を持たせておきます。
★セルの書式を変える
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3行目のA列からH列は、縦書きに使うので、これらのセルを選択して、書式メニューのセルを選びます。 |
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設定が終わったら、サンプルの住所を入れ、文字の大きさ・種類を設定しておきます。 上の図の、右のようにします。E列は、調整のためのダミーですが、最近は長いマンション名もあり、住所の3行目は必要でしょう。 住所録も、住所データを1行でなく、3つに分けておいた方が、使いやすくなります。 |
★印刷調整・印刷プレビューでの設定
ここがポイントとなるところです。プレビューで調整し、2・3枚印刷してみて、最終調整をします。
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印刷プレビューでの設定は、 |
エクセル97では、セル結合(範囲内で中央)が、縦にもできるのでより細かな枠設定ができそうです。
★設定を壊さないために、保護する
せっかくの設定が、マウスのドラッグで移動して壊れないように、シートを保護しておきましょう。
D3・F3・G3・H3およびG4は、相手によって変える場所なので、初めにここのロックを外しておきます。
セルを選択し、書式メニューのセル・保護のページを開きます。ロックのチェックを外します。
その上で、ツールメニューの保護・シート保護を選びます。詳しくは、 「特定のセルを保護」を見て下さい。
★応用編
別のシートに、住所録を作っておき、ここから住所を選べるようにもできます。 「住所録の作り方」を参考にして下さい。
また、自分の住所欄は、ペイントで作った雅印を「挿入・図」で張り込むこともできます。この作り方は、 「住所印の作り方」を見て下さい。
葉書宛名印刷ソフトは、専用の住所録を作らなくてはならず、結局買い換え・入力し直しということになります。エクセルで、自分専用に作っておけば、 オリジナルの住所録・宛名印刷ができます。一つのブックに、色々な宛名書式を入れておき、住所録もシートを分けて入れておけば、便利ですね。
サンプルが欲しい人は、ここをクリックしてファイルをデスクトップに保存して下さい。
addres.xlsというファイルが取れるので、これを開いてみて下さい。ファイルを開くときは、マクロが入っていますので、これを有効にして開き、名前を付けて保存して下さい。 住所データを書き直せば、使えます。郵便番号は、手書きでマスに写して下さい。新版 マクロを使わない改良版もあります。こちらは、7桁の郵便番号も印刷します。差出人住所は、addressシートの0番に入れてください。プリンターによって、枠内の郵便番号がずれる場合もあります。この場合は、印刷プレビューで、余白ボタンをクリックし、余白の大きさを調整して見てください。セルの大きさなどが狂わないように、保護をかけていますが、パスワードはありませんので、保護を解除すれば変更は可能です。
新版は、ここをクリックしてダウンロードして下さい。
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このファイルは、マクロを使わずに、addressシートを直接読んでいます。(エクセル97以降) G1には、nbという名前が付いていて、この数字に2を加えた行のデータを読ませています。 縦・横のセル結合を使って、位置調整を細かくしているので、7桁郵便番号も可能になりました。 郵便番号は、mid・right・left関数を使って、1桁ずつ表示しています。 *New 最新版は、ここです。 |