条件付書式を使う
セルの条件によって書式を変更する
条件によって色などを変えたいときに、書式・条件付書式が使えます。曜日によって色を変えるものを例に説明します。
条件付書式を設定したいセルを選択し、書式・条件付書式を実行します。
セルの値が、次の値に等しい、日 とし、書式のボタンをクリックします。
色を開いて、赤を選びOKします。
ここで、追加ボタンをクリックして、条件を追加します。
土のときは、色を青にし、さらに追加し、日と土以外では、色を緑にします。
*このように、条件は3つまで追加できます。
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このように書式を設定したら、セルをコピーし、その下のセルを選択し、形式を指定して貼り付けを選び、書式を指定して貼り付けます。 残りのセルにも同じ条件が適用され、色が変わります。 |
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異なる場所のセルの条件で書式を設定する
点数によって名前の色を変えたいような場合を例に説明します。
色を変えたい(書式を変更したい)セルは、A列なので、A1を選択し、条件付書式を実行します。
ここで、「セルの値が」でなく「数式が」を選びます。そして、数式には80点より大きいときは赤にしたいので
=(B1>80) と入れます。=から書くこと・条件を( )の中に書くこと・その条件にセルの座標を入れること がポイントです。
ここでは、同様に追加で =(B1<=70) 点数が70点以下の場合は文字を青にする、という条件を追加しました。
上の例と同様に、A1をコピーし、書式のみを選んで貼り付けます。
条件の式の中の座標は、数式同様きちんとずれています。ここも、3つまで追加できます。
条件付書式を利用する際の注意
条件付書式は、設定できるセルの数に制限があります。数式よりも負担が大きいので、くれぐれも使いすぎに注意してください。制限をオーバーすると、警告が出て、条件がキャンセルされてしまいます。