初めてでないWindows8.1

Windows95が生まれて四半世紀がたちました。さすがに、初めてのWindowsという人もいないと思います。「初めてでないので難しい・使いにくい」という声も多いです。このページは、初めてでない人が使うWindows8.1を、初めてでない人向けに 解説しようと開きました。

1.8.1と8の違いは?

 8の評判があまりにも悪かったので、修正版という意味で直ぐに出たものです。いわゆるSP1(サービスパック1)のようなものですが、実際には殆ど再セットアップというもので、単なる更新ではありません。細かな仕様変更が多く、8と8.1は別物です。8をお使いの方は、時間のある時に、買い直したつもりでアップデートしてください。8は、もう残す意味がないほど、変わっています。
 8は、iPadやNexusのようなタブレットを意識したWindowsとして登場しました。Windowsも使えるタブレットということで、メインはタブレットのような使い方でした。しかし、8.1になって、これが逆転し、タブレットも使えるWindowsという形になったのです。中心が、Windowsパソコンに戻ったのです。

2.タブレットとの違いは

 タブレット型のアプリは、基本的には全画面で使います。PCと比較すると小さな画面なので、いくつものウインドウを開いて使うことはありません。また、起動させたアプリは、「閉じるボタン」はありません。起動したままです。これは、ハードディスクを持たず、すべてICチップのメモリーに読み込まれているので、「閉じる」のは、「もう使わないのでアンインストールする」という 意味なのです。パソコンの場合は、ソフト(タブレット形式のアプリに対して、PC型のプログラムをソフトということにします)は、ハードディスクにインストールされ、起動時にハードディスクからICメモリー(RAM)に 読み込ませ、実行されます。終了時には、RAMメモリーから削除されますが、メモリーに余裕があるうちは、残ったままになり、次回の起動も早くなります。この 管理は、OSに任されていますが、人間が作業に合わせて、使わないソフトは終了させたり、終了させずにウインドウを開いたままにしたりすることもできます。
また、タブレットは、OSの終了(シャットダウン)もしません。その方が、バッテリーも食わないし、操作も早いのです。
 windowsも、ノート型になり、バッテリーと起動スピードのために、シャットダウンしない使い方が増え、いっそのことタブレット型のwindowsをということで、Windows8が登場しましたが、やはり従来型の使い方のほうが多いので、8.1が登場しました。8.1では、アプリもウインドウを分けて複数表示できるようになっています。しかし、これがまたややこしい状況を引き起こしています。

それでも、タブレット形式にこだわるのは、タブレット陣営のユーザーの囲い込みが進んでいるからです。携帯電話のような個人アカウントを作り、専用のショップでソフトを買わせ、ハードディスクではなくクラウドサーバーにデータを保存させ、ユーザーを逃がさない仕組みが必要だったからです。

3.初めてではない8.1を使うには

従来型のパソコンの使い方をできるよう自分で設定し、タブレット型のアカウントを使いこなせるよう、新しい環境変化も理解して使う必要があります。その必須である使い方が、以下の3点です。

a. 適当なユーザー名とパスワードでなく、若干の個人情報のあるアカウントでログインする

b. メールは必須のアイテムで、パソコンに保存するメールでなく、クラウド型のメールを使う

c. データ保存やバックアップに、クラウドを使う

インターネットが必須のパソコンは、犯罪者にならないため・犯罪者に利用されないため、一定の個人情報を含むアカウントを持ったユーザーが使うものになりました。パソコンはもはやおもちゃではなくなったのです。自転車から、自動車になり、社会的な責任も大きくなりました。免許こそありませんが、使用者の登録は必要なのです。適当なユーザー名でパスワードも無しで使うことはできない時代なのです。

4.互換性は

OSを変えると、今まで使っていたソフトが使えなくなるという問題が起きます。Xpが優秀すぎて、10年以上一つのOSで使ってきたものにとって、これが一番困ることです。8.1は、7よりも過去の資産がそのまま使えるようです。Xpで動いていたソフトは、ほぼ8.1で動きます。

Spider Solotia というゲームがありました。Vista・7にも継承されましたが、何といってもXpのSpider Solotiaは気持ちのいいものでした。これは、XpパソコンのCドライブ・windows・system32の中にあるspider.exeというファイルだけで動きます。これをコピーしてvistaや7で動かそうとすると、まともに動かなかったのですが、8では動きます。システムが早すぎて、音が追い付かないうちにカードが飛びますが、Vista・7のSpiderSolitiaよりはシンプルなので、気持ちよくできます。デスクトップに、spider.exeを貼り付けて実行させて見てください。ちなみに、Vista・7のSpiderSolitiaは、8では動きません。

Office2003 は、サポート終了ですが、これもインストールすれば動きます。ただし、最初の認証・承認は、exeファイルを右クリックして「管理者として実行」する必要があります。Word・Excelはさすがに2003は使いませんが、FrontPage2003は使いたかったので、これだけインストールしました。FTPなどの統合環境を作るためのDBシステムが使えないようですが、編集・保存には問題ありません。

その他、PaintShopPro7なども10年以上前の画像処理ソフトですが、これも使えました。これらは既に廃盤のソフトですが、Jtrimなどの現役のフリーソフトも、8での動作は問題ありません。

ネットワークの共有は、自分のデータを共有するのは難しいですが、既にネットワーク上で共有されているPC(8以前)を読むのことはできます。Xpからの移動は、共有でできました。

キャノンの古いスキャナーのドライバは、8での動作保証はしていませんでしたが、64ビット版を入れることで動きました。

昔の環境を再現できそうなので安心しましたが、使いにくさ(主にメニュー)については工夫が必要です。

また、メールやインターネットについては、セキュリティ上の問題や方式の変更で、古い使い方はできなくなっています。
これは、既に変わっていて、Xp環境自体が使えなくなっていましたので、変えざるを得ません。

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