新しくなったHTML

 1995年のWindows95以降、パソコンとともにインターネットが普及しました。 あれから20年、WindowsはXpを切り捨てて、新しい時代のOSに切り替わっています。インターネット閲覧ソフトも、MS社のインターネットエクスプローラーは、バージョン8を切り捨てて、2015年3月現在バージョン11まで進みました。バージョン8を切り捨てたという意味は、Xpでは8までしか提供されず、新しい規格のページはXpのIE8では見られなくなったのです。

 この20年で、インターネットの環境は大きく変わりました。スピードの遅い回線で、データを受信するには、ファイルのサイズが問題でした。基本的には、文字(テキスト)と若干の画像で構成され、サーバーの容量の小さかったので、できるだけ小さいファイルサイズのデータのやり取りが基本でした。自分で作るホームページも、なるべく節約することが必須でした。

 しかし、インターネット回線が光ファイバーなどの高速常時接続が普通になり、より大きなデータもインターネットで流せるようになりました。静止画だけだったページ要素も、音楽や動画も表示でき、よりアトラクティブなページが可能になりました。そんな中、ページを記述するHTML書式もバージョンアップで進化し、更にCSS(スタイルシート)でよりデザイン的なページの実現や、Javascript(実行可能なプログラム)なども進化し、ページの中でゲームも実行できるようになりました。

 新しい時代のHTMLは、大きく変化しています。もう使わない古い常識もあります。Win坊のHTML講座も、20年前から書き加えてきましたが、さすがに時代に合わなくなってきたので、リニューアルし ました。

厳しくなったセキュリティと著作権

 個人が、インターネット上に情報を公開し、不特定多数の人に見てもらうのがホームページです。ホームページを自分で手作りし、サーバーにアップして公開することには、多くの制限が加えられるようになりました。ホームページには、ウイルスという地雷を置くこともできます。また、アリ地獄のような、落とし穴も作れます。こういうページに対する規制が、自作ページ公開の障害にもなってきました。また、より画素数の多い精密な画像が公開できたり、動画でより多い情報を発信できることになって、著作権の制限も多くなりました。著作権を侵害する動画は、公開された場合、著作権を侵害された本人でなくとも犯罪として告発できるようになっています。

 CSSやJavascriptなどの進化により、HTMLを構成するファイルが複雑で膨大になりました。これらを使いこなした、デザインや機能に優れたページは、個人で編集するのは難しくなっています。中身がいかに素晴らしくとも、見た目や機能が劣るページは、見られなくなってしまうのです。簡単に、誰でも作れるホームページとして、ブログが登場し、ホームページ=ブログということになり、ホームページという言葉が死語にもなりました。自作ではなく、安全を管理されたブログやSNS(twitter・facebookなど)が推奨され、自分でデザインしたページよりも、選んで着られる既製服の方が、見た目も安全に世界にデビューできます。Win坊も、知識がなくても作れるブログを推奨するようになり、HTML講座も閉店状態でした。

 しかし、そういう時代にも、オリジナルデザインで、手作りのページを公開したい、というニーズもあります。アマチュアが使える最新技術を紹介し、工具や道具の進歩を利用して、手作りのホームページを研究していきたいと思います。

 

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