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 カメラを使いこなすには

カメラには様々な機能がありますが、全てを理解する必要はありません。マニュアルは先ず必要なことから確認し、あとはゆっくり読むことにします。最低限必要なことは、

1.削除・およびフォーマットの方法

デジカメの利点は、撮ったすぐ後に確認でき、不要なら削除できることです。1枚ずつ選んで削除するには、また全体を削除(フォーマット)するにはどうするのか?カメラによって異なりますが、どんなカメラでもこの機能はあります。やり方をマニュアルで確認し、実際に試します。

2.フラッシュの設定法

フラッシュは、「自動」モードになっていますが、手動の設定法を確認してください。デジカメ撮影で失敗するケースは、多くはフラッシュの点灯です。ある程度の明るさを下回ると、自動でフラッシュが点灯しますが、このとき自動的に絞りもフラッシュようになり、光が届かない距離が暗くなってしまいます。フラッシュを止めた方が明るく写ります。デジカメのフラッシュは、通常3〜5mしか届かず、無駄に光らせることは、バッテリーの消耗を早めることにもなります。「止める」方法や、逆光の人物撮影など「強制発光」のしかたを確認してください。自動では決して良い写真は撮れません。また、車や陶器など、光を反射するものは、フラッシュを焚いて撮影すると、質感まで失われます。

3.撮影画質の変更法(画素数と画質)

300万画素のカメラも、常にこの画素数で撮る必要はありません。目的に応じて、画素数を変更します。画素数が少なければ、撮影可能枚数も増えます。通常は、640×480(31万画素)で十分です。大きな画像は、そのままでは使えません。画像処理ソフトを使って、処理してから使います。
もう一つ重要なのは、「画質」の設定です。「fine」や「basic」など3段階あると思います。これは、撮った写真をメモリーに保存するときの圧縮の設定です。圧縮を多くかければ1枚の写真のデータサイズは小さくなり、沢山撮れるようになります。しかし画像は荒れてしまうので、画素を小さくしたら圧縮は少なくして「fine」モードにします。いったん圧縮して荒れた画像は、元には戻せません。基本的には、圧縮の少ない「fine」で使います。旅行中でメモリーが足りなくなってきたときなどは、圧縮を多くすれば、撮影枚数は途中からでも増やせます。画素数・画質の設定は、いつでも変更できるようにしてください。

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jpeg形式の圧縮率の違い(保存するときのファイルサイズは、倍違います)

4.近接撮影(マクロ)の設定法

小型の「固定焦点」カメラでなければ、ピントは自動で合うようになっています。しかし、カメラは基本的に老眼なので、1m以下(カメラによって異なる)の近接撮影では、自動でピントが合いません。花など近づけて撮影するときは、カメラに老眼鏡をかけさせます。これが、近接撮影モードです。このモードに切り替えれば、数十cmの距離でもピントが合います。しかし、このモードにしたままでは風景はピントが合いません。この切り替え方法も確認してください。

マクロに設定して撮影すると、遠景をぼかすことができる。

以上の4点(カメラによっては3まで)は、基本機能なので、この方法の説明だけはマニュアルを読んで確認します。その他は、実際に使いながら必要なときに読みます。100枚くらい撮影した後でないと、読んでも理解できません。


 撮影テクニック

デジカメは、フィルムや現像にお金はかかりません。たくさん撮って、練習を積むことでうまくなります。しかし、デジカメ特有のテクニックはあるようです。デジカメ歴10年のWin坊が、テクニック(注意)を紹介します。

1.フラッシュは手動で

通常のカメラと異なり、デジカメはすべて電気を使います。従って、フラッシュで多くの電力を使えないので、フラッシュは小さめになっています。これを自動で発光させても良い写真になりません。積極的に止めて撮影します。感度はフィルムよりも良いので、フラッシュ無しでも結構明るく撮れます。数m先の人物だけスポットを当てて撮りたいとき以外は、使いません。スタジアムや花火大会の撮影などで、フラッシュを焚いている人を見かけますが、グランドの選手までは光は届きません。むしろフラッシュを焚いたために、レンズが絞られ暗くなってしまいます。

車の質感や、展示の照明効果を生かすために、フラッシュ無しで撮影した。

2.構えに注意する

両手で構える場合と異なり、ファインダーを覗かないで片手で操作することが多いデジカメでは、手ぶれや傾きが多くなります。特に、カメラの傾きに注意してください。左右の傾きだけでなく、前後の傾き(あおり)も出やすくなります。壁にかけた四角の額縁などを撮影して、チェックしてください。あおりがあると四角の額縁が台形になります。この状態で撮った写真は、全体がゆがんでいるので、不自然なものになります。

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あおりがあるので、台形に見える。
傾きは回転処理で直せますが、あおりはソフトでは直せません。

3.構図に注意する

デジタルカメラの欠点は、焦点が合いやすく画像が平面的になることです。なるべく、近くのものと遠くのものを一緒に入れて、人間の視覚で奥行き感を補えるように、構図を工夫します。テレビのドラマなども、予算があればわざわざフィルムで撮って編集します。ヴィデオカメラで撮る画像は、同じように焦点深度が深く、奥行き感が出しにくいのです。しかし、構図の工夫で、奥行き感のある写真も撮れます。

4.逆光を気にしない

デジタル画像は、明るさの上下の幅が少ないので、逆光でもきれいな写真が撮れます。ただし、明るいところは白く飛んでしまいますが。むしろ、逆光で影を作った方が立体的な写真になります。撮ってから、画像処理ソフトで調整できるので、多少の逆光は気にしないことです。

 

5.情報量の差を意識して画素数を変える

デジタル画像は有限の画素(点)で構成されています。これが多いほど情報量は増えます。どんなシーンが情報量が多いか分かると、良い写真が撮れます。基本的には、人物の顔は情報量が多いものです。集合写真を撮る場合は、カメラの最大画素で撮って下さい。一人ひとりの表情が見えるような写真は、風景よりはるかに多い情報量が要求されます。人物と風景を撮る場合も、画素数は上げた方がよいでしょう。これは、写真を見る人間の心理で、人物には多くの情報量を要求するためだと思います。誰だか分からない人物が風景に入る場合は、この限りではありませんが。

6.望遠の代わりに画素数を大きくして撮影する

風景などは、基本的に画素数は大きくする必要はないのですが、一部を切りとって望遠の代わりに使えます。これをカメラの機能として組み込んだものが「デジタルズーム」です。

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左は300万画素で撮ったもの。これを切り取って右の写真に加工した。


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